「セプターなの」なの。#58~#60●ソルティスロード じゃんけん勝負

ソルティスロードもあとは決勝戦を残すのみ。
しかし、その決勝進出の枠のうち、三番目の枠は、なんとじゃんけんで決まる事になりました。
17時から中間集計に入ったので、じゃんけんはその結果発表の後、17時30分からとなりました。
  

「セプターなの」なの。#58 ソルティスロード じゃんけん勝負 準備

「セプターなの」なの。#59 ソルティスロード じゃんけん勝負

「セプターなの」なの。#60 ソルティスロード ぶるうす枠抽選

日記 (2/15土)

 さて、三位決定戦、事実上の準決勝は、じゃんけん勝負。
「ガチをうたう大会なのにじゃんけんかよ❣ その時点でガチじゃないわ」的なご意見もあるかと思います。
推測ですが、仮に「同着時は総魔力順」等といった別の要素で測るようにした場合、普通の戦いにもそういったベクトル、例えば「もうあとは順位変わらないけど、総魔力増やすためにレベル上げしよう」的な要素が入り込みます。
それを部長は避けたのかと。
ま、時間があれば、三人で試合して決定、というのが一番すっきりはしそうですが……
ともあれ、絶対に負けられないじゃんけん。
カルドセプトと同じく、この一戦に、自分の全能力を尽くして当たるのみです。
じゃんけんと言えば運試しみたいな印象がありますが、そんな事はありません。
相手が何を出すかをじっくり考え抜き、シミュレーションしておこうと思い立ちました。
今回の相手は、むらさきさんと、かとうさん。彼らはどんな手を出して来るでしょう。

幸い、中間集計が入ったこともあり、じゃんけんまでには30分ほどあったので、じゃんけん相手の二人を性格分析しました。

●むらさきさん分析
あの、真剣に決勝進出を心から願っている むらさきさんが、初手パーだけはないだろう、と思いました。
パーというのはRelaxした精神状態でないとなかなか出ないからです。
このような乾坤一擲の勝負で、あのむらさきさんが、初手パーだけはありえない
ここだけは、なぜか絶対といっていいほどの確信がありました。
むらさきさんが パー以外を出してくるとしたら、残りは、グーかチョキ。
自分が前に読んだ本では、統計学的に多いのはパー、次にグー、チョキが一番少ないとの事でありました。(←あやしい学説)
これを踏まえると、パーに対して勝ちやすい チョキを出してくるのではないかと推測しました。
心理的にも、むらさきさんはどちらかというと、精神の柔軟性にかける感じの、固いグーではなく、自由度がほどよいチョキを出しそうな印象。
そこで、結論。
対むらさきさんには、第一候補として、グーが有効。
そうしておけば、万一 むらさきさんがチョキではなくグーを出してきた場合でも、対むらさきさん戦としては あいこになります。
しかし相手はむらさきさんだけではありません。かとうさんとの三つ巴戦です。
そのため、これを踏まえて 、かとうさんを分析する必要があります。
●かとうさん分析
かとうさんは初手何を出してくるか……うーんわかりません。
仮に、上記の理論(?)に基づき、自分がグーを出したとして
かとうさんグー:
 ○ むらさきさんがチョキならば 自分とかとうさんの勝ち⇒二人でじゃんけん
   △ むらさきさんがグーならば、全員あいこ
かとうさんパー:
 △ むらさきさんがチョキならば あいこ
   × むらさきさんがグーならば、かとうさんの勝ち
かとうさんチョキ:
 ◎ むらさきさんがチョキならば、自分の勝ち
   ○ むらさきさんがグーならば、自分とむらさきさんの勝ち⇒二人でじゃんけん
平たくというと、むらさきさんがグーの場合、かとうさんがパーだったら、自分 終わります。
しかし、上記の理論(?)から、仮にむらさきさんがチョキであった場合、自分がグーを出せば、かとうさんが何を出しても、勝ち・決勝じゃんけん・あいこのいずれかとなります。
……というのを延々と考え、じゃんけん5分前位に、自分の初手はグーで出す事に決定しました。
●中間集計結果発表
17時30分になりました。
支度を済ませた部長が、あらためて 現在の順位を発表します。
一位は、三連勝のかむいまるさん。
二位は、アシノモリさん。
三位が三人いるので、三人のじゃんけん勝負となる旨アナウンス。
「それでは三人の方、前に出てきて下さい❣」
自分、前に出る。かとうさんも出て来ました。
そして
「よっしゃーいくぜぇーー」と、のりのりで出てくるむらさきさん。
手をぶらぶらさせ、Relaxさせています。
こんなに事前に指を動かして、実際に出すのはグー、ということはなさそう。
やはりチョキの可能性が高いです。
一方、かとうさんは、淡々としています。
何を出すつもりなのか、まったく読めません。
怖い怖い。
「最初はグーでね。では、いきますよ、最初はグー、じゃんけんほい❣」
むらさきさん:チョキ
自分   :グー
かとうさん: グー
かくして、運命の最初のじゃんけんは、むらさきさんのみ敗退となりました。
「あぁぁぁぁぁぁぁー」と残念がるむらさきさん。
気持ちは痛いほど分かります。
ここで むらさきさんがパーだったら本当に終わっていましたが、読み通り チョキで助かりました。
※後日、むらさきさんに聞いたら、「ここでグーを出すなんて、なんてマッチョなことを……」と思っていたそうでした。f^^;; ですよね
さて、次はかとうさんと一騎打ちです。
むらさきさんに勝っても、この後 かとうさんに勝たないことには、何にもなりません。
しかし正直 かとうさん次は何を出すのかさっぱり……
しかし、かとうさんの表情と感じから、なんとなく、次はパーを出すような気がしました
日本人の一番出す確率が高いのは パー という怪しい学説(?)の事を思い出しました。
ならば自分はチョキで。
「では、じゃんけんですね。じゃんけんほい❣」
自分:   チョキ
かとうさん:チョキ
あいこです。読みが外れました。
かとうさん グーの次はチョキかーーー。
グーの後、パーであれば、手を開くだけ。
グーの後、チョキに移行するのは、指を2本だけ開く必要があり、かなり複雑な操作となります。
それを難なく出してくるとは、かとうさん、恐ろしい子……(?)
そんなかとうさん、次は何を出してくるか。次はグーかな?うーーん?
かとうさんの表情を見ても、やはりサッパリわかりません。
しかし何となく、次は グーを出すのではないかと思い、自分はパーにすることにしました。
自分:   パー
かとうさん:パー
これで、三回連続あいこです。セーフセーフ!
しかし、なんか おかしいな?
かとうさんの表情と、出してくる手が、全く関連しているように見えません。
手と表情がまったく分離しているようです。
この人は実は相当なポーカーフェイスなのか……?
それとあと、自分、毎回 こんなに色々悩んで出しているのですが、
かとうさんの方は、出してくる手に 迷っている様子が 全くありません
この人は相当な大物、相当な胆力の持ち主なのか……?
と、一瞬の間ながらも うんうん迷っているうち、ふと、
「実は、かとうさんの出す手はあらかじめ決まっているのではないか?」
という事に思い至りました。
それならば、手に迷いがないのにも納得です。
グー・チョキ・パー
と来ているので、ならば次の手はグー。
この仮説が正しければ、自分の次の手は、今と同じくパーです。
というのを、大体2秒くらいで考えました。
「では、いきますか……じゃんけんほい❣」
自分:   パー
かとうさん:グー
「やったーーーーー決勝だ❣」
という事で、むらさきさん、かとうさんには悪いですが、自分がじゃんけんで勝ち、決勝に出られる事になりました。
※後日、かとうさんに尋ねたら、奥さんのまなさんに「じゃんけんどうしよう?」と相談し、グーチョキパーを延々と出したら?という戦略を授かり、それに基づいて出していたそうでした。まなさんの策だったかー❣
元々のルールでは先に二勝した人はCHAN-PON免除で準決勝、だったので、そのルールの通りになった、という面はあります。
しかし、二勝したのに次に行けない二人には気の毒。
全て雪のせいだ……
今 までは、「自分に負けていき、決勝に出られない 4名のセプター(八朔さん、ハチさん、ぱんださん、ヨシュアさん)の分も頑張らねば。」と思っていましたが、それに加え、今回じゃんけんで自分に負けた むらさきさん・かとうさんの2名、さらに そのお二方に敗れた9名のセプター(16bitsさん、aprioさん、まそっぷさん、レイジ☆さん、えっくすさん、さるたにさん、イズクレイさん、ぱん すけさん、ヨシさん) の 合計15名のセプターの叶わなかった願いも、背負うことになりました。
かむいまるさん(7名)、アシノモリさん(6名)と比べても、背負っている、叶わなかった夢の数が倍以上あります。
決勝では、恥ずかしいミスだけはすまい、と心に誓いました。
「部長、決勝自分出るから、自分の3DSLLで配信してもいいですよね」
「んーいいよ。じゃ、支度お願い。」
というわけで、嬉々として、先ほど一度は苦杯をなめたA卓に、再び配信セットをセットアップすることになりました。
その間、四人目の抽選です。
四人目は、いままで一勝以上した人の中からの抽選となります。
先ほどのじゃんけんは、時間短縮のイレギュラーでしたが、こちらの抽選はもともとのルールの通りです。
「二勝した人も抽選になるのですよね?」とむらさきさん。
名前が二枚入るので確率二倍、だそうです。
ちなみに、部長は「ぶるうす枠の抽選しまーす」と言っていましたが、当のぶるうすさんは、今回は一勝できなかったようで、抽選対象外でした。
結果は、なんと、どくびんさん。
大雪のため、一回戦に出られず涙を飲んだどくびんさんが、見事 決勝進出を決めました。
どくびんさん、「来てよかったー」と言っていたような気がします。
ちなみに、どくびんさんがぶるうす枠を決めた元になった一勝は、ぶるうすさん達に勝った一勝でありました。やはりぶるうすさんは持っている人なのか……? f^^;;
決勝開始前に、景品の紹介。
まずは、REXさんが寄付してくれた、偽トロ3DSLL ディズニースペシャル。
「いやー、こういう高額景品、貰えませんって断ったりしてたんですけどね。優勝した方にまかせます。好きにして下さい。」
と、部長。
かむいまるさんが「優勝して、REXに叩き返す❣」と言って、喝采をあびていました。
※ここのかむいまるさんコメントが「えっくすに叩き返す」と聞こえてしまい、「え、あの偽トロはえっくすさんの寄付?」と勝手に勘違いしておりました。
あとは、部長の奥さんが作られたという、パワークラウンの模型の冠。
3Dプリンターで作ったのか?と思いきや、手作りだそうです。作成期間なんと9ヶ月。すごい。
これが一位の景品。
あとは、一位から四位まで、カルドセプトにちなんだ絵を貰えるという特典があるそうです。
この絵は有田さん作のものを、羽場愛理さんが多量に買っていたものを寄贈されたもの、だそうです。すごい。
絵自体は14枚くらいありました。
この絵は決勝の間中飾られます。
(続く)

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